羽生結弦、“絶対王者の船出”に2位選手の仏メディアも脱帽「ユヅルがSPを支配した」
フィギュアスケートのオータムクラシックは13日(日本時間14日)、男子ショートプログラムで羽生結弦(ANA)が98.38点で1位。2位にケビン・エイモズ(フランス)が94.76点と躍進したが、エイモズの母国、仏メディアは「ユヅルがSPを支配した」と首位発進した絶対王者を称えている。
貫禄のSP首位発進、エイモズの母国仏紙も称える
フィギュアスケートのオータムクラシックは13日(日本時間14日)、男子ショートプログラムで羽生結弦(ANA)が98.38点で1位。2位にケビン・エイモズ(フランス)が94.76点と躍進したが、エイモズの母国、仏メディアは「ユヅルがSPを支配した」と首位発進した絶対王者を称えている。
羽生が新シーズンの第一歩を記した。冒頭の4回転サルコーに転倒こそあったものの、以降は安定した内容でSPを演じ切った。今大会はプレゼントの投げ込みが禁止されているため、恒例の“プーさんの雨”はなく、客席のファンが「Yuzuru」と書かれたプーさんと同じ黄色のバナーを掲げ、羽生に粋な祝福。日の丸とともに揺れる圧巻の光景で王者の船出に花を添えた。
得点は100点こそ届かなかったが、転倒がありながら98.38点。2位に躍進したエイモズの母国、フランスの地元紙「レキップ」は「日本のユヅル・ハニュウは金曜日、カナダのオークビルで行われたオータム・クラシックのショートプログラムを支配した」と称賛。22歳の母国エイモズの躍進も評価する一方で、五輪連覇王者の新シーズンの幕開けに注目を寄せていた。
羽生にとって、弾みをつけたい今季初戦。14日(同15日)に行われるフリーで優勝を飾れるか。熱視線が注がれている。
(THE ANSWER編集部)