オールブラックスの心動かした 柏児童の“歓迎のハカ”に監督も感激「本当に驚くよ」
ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会で史上初の3連覇を目指すニュージーランド代表「オールブラックス」が9日に来日し、事前キャンプ地の千葉・柏市に入った。歓迎セレモニーでは地元の子供たちが、オールブラックス伝統の踊り「ハカ」を披露。
地元NZメディアも報道「何か月も準備したであろう歓待を受けた」
ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会で史上初の3連覇を目指すニュージーランド代表「オールブラックス」が9日に来日し、事前キャンプ地の千葉・柏市に入った。歓迎セレモニーでは地元の子供たちが、オールブラックス伝統の踊り「ハカ」を披露。選手を喜ばせたが、実際のシーンを大会公式ツイッターが動画付きで公開し、海外ファンに反響を呼んでいたが、地元メディアによると、監督も「ファンタスティックな歓迎。本当に驚く」と感激したという。
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歴戦のオールブラックス戦士の心も動かした。およそ50人の子供たちが黒のシャツを着て、掛け声を上げながら胸や足を叩き、一糸乱れぬ動きを披露。元気良く「ハカ」を演じ、最後は全員で舌を出す決めポーズで約1分間、踊り切った。オールブラックスの歓迎イベントの一幕。ギャラリーからは大きな拍手が送られ、温かい空気に包まれた。
大会公式ツイッターは「オールブラックスが日本でアメージングなハカを迎えられる」とつづり、実際のシーンを動画付きで公開。世界のラグビーファンに共有すると、コメント欄では「この日本の方たちは本当に思いやりがある。世界中すべてのチームに対し、敬意を持っている。ありがとう日本」などと反響の声が続々と上がっていた。
しかし、何よりも歓待を受けたオールブラックスの面々も感激したようだ。ニュージーランドメディア「stuff」は「2019年W杯:地元の子どもたちがオールブラックスにハカを披露」と特集し、「オールブラックスはホテルの外で、地元の子どもたちによるハカで迎えられた。彼らはカシワのホテルで、何か月も準備したであろう歓待を受けた」と伝えている。
記事によると、オールブラックスをスティーブ・ハンセン監督は「ファンタスティックな歓迎。本当に驚くよ」と語り、さらに「本当に多くの人がいた。子どもたちや彼らの楽しむ顔を見るのは、本当に嬉しかった」と喜びの胸中を明かしたという。何もW杯を盛り上げるのはスタジアム観戦だけではない。心と心の交流で早くも一つの感動が生まれていた。
(THE ANSWER編集部)