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八村塁、屈辱の4得点で完敗 アジアのレベルに危機感「今のバスケは世界に通用しない」

バスケットボールのワールドカップ(W杯・DAZNで生配信)で1次リーグ敗退が決定している世界ランク48位の日本は5日、同1位・米国との1次リーグ最終戦(上海・東方体育中心)を行い、45-98で完敗。3戦全敗で順位決定戦に回ることになった。八村塁(ウィザーズ)は先発出場したが、徹底マークに遭い、代表自己最少の4得点に封じられた。18年7月のW杯アジア1次予選(台湾戦)の13得点に届かなかった。

八村塁【写真:Getty Images】
八村塁【写真:Getty Images】

代表自己最少の4得点に終わり、1次リーグ3戦全敗

 バスケットボールのワールドカップ(W杯・DAZNで生配信)で1次リーグ敗退が決定している世界ランク48位の日本は5日、同1位・米国との1次リーグ最終戦(上海・東方体育中心)を行い、45-98で完敗。3戦全敗で順位決定戦に回ることになった。八村塁(ウィザーズ)は先発出場したが、徹底マークに遭い、代表自己最少の4得点に封じられた。18年7月のW杯アジア1次予選(台湾戦)の13得点に届かなかった。

 NBA軍団の徹底マークに遭い、八村は沈黙するしかなかった。先発出場したが、第1クォーター(Q)、第2Qともにボールが回らず。前半はシュート2本でまさかの無得点。第3Qで残り5分22秒、田中大貴からゴール下でボールを受け、右手でワンハンドダンクを炸裂させたが、結局わずか4得点。代表自己最少のスコアにとどまり、終戦の瞬間はベンチで迎える屈辱を味わった。

 チームとしてもなんとか100点ゲームは回避したが、ダブルスコアで完敗。試合後、八村は「こういう結果になってしまったけど、僕らもしっかりオフェンス、ディフェンスのところもやることできて、これからの日本のバスケのために何かいいものつかめたんじゃないか」と前向きに語った。

 得たものについては「チームでオフェンスもディフェンスも、それが大事かとわかった。前からの課題だけど、ディフェンスのところでリバウンドをしっかりしないといけないと自覚しました」と淡々と語った。

 順位決定戦については1次リーグは3戦全敗で終戦。大会の感想を求められると「アジアのどの国もトーナメントから落ちて(敗退して)しまった。アジアの今のバスケは世界に通用しないというか(世界と)比べても弱い地域になっている。僕らもこれから日本を含め、アジアで盛り上げていけたらいい」と危機感を募らせた。

 米国と対戦したことについては「僕らも五輪があるし、これから米国みたいな強いチームとどんどん戦っていく。世界1位がどういうものか感じた。それは良かった」と収穫を挙げた。

(THE ANSWER編集部)


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