初のマスターズ8強 「危険な存在」杉田を対戦相手も警戒「過小評価はしていない」
テニス男子シングルス世界ランキング46位の杉田祐一(三菱電機)はウェスタン&サザン・オープン3回戦で同32位のカレン・ハチャノフ(ロシア)と対戦し、6-7、6-3、6-3の逆転勝利で自身初となるマスターズ1000大会でのベスト8進出を果たした。次なる対戦相手も「杉田は危険な存在」と警戒心を強めている。
W&Sオープン3回戦でハチャノフに逆転勝利、マスターズ1000初のベスト8入り
テニス男子シングルス世界ランキング46位の杉田祐一(三菱電機)はウェスタン&サザン・オープン3回戦で同32位のカレン・ハチャノフ(ロシア)と対戦し、6-7、6-3、6-3の逆転勝利で自身初となるマスターズ1000大会でのベスト8進出を果たした。次なる対戦相手も「杉田は危険な存在」と警戒心を強めている。
1回戦で世界ランク16位のジャック・ソック(米国)、2回戦で同54位のジョアン・ソウザ(ポルトガル)を破った杉田の勢いが止まらない。
第1セットからいきなりタイブレークに突入する激闘。タイブレークを0-7で落としてしまったが、杉田は慌てなかった。第2セットを6-3で奪い返すと、第3セットも第1ゲームでブレークに成功。リズムをしっかりと掴み、初対戦の難敵を鮮やかな逆転劇で下した。
ATPツアー公式中継サイト「テニスTV」も公式ツイッターで、「ユウイチ・スギタにとって特別な瞬間。ATPワールドツアー・マスターズ1000で初の準々決勝進出」と速報した。