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「前例ない」「最も奇妙」― 4年前の驚き2パットに改めて脚光

今年の全米プロゴルフ選手権はジャスティン・トーマスの初優勝で幕を閉じた。今大会では松山英樹にメジャー初制覇の期待が寄せられたが、最後は5位タイでフィニッシュ。一時は首位に立ったものの、勝負所のパットでミスが目立ち、悲願の優勝は今後に持ち越すことになった。

アーニー・エルスが見せた驚きのパットとは

 今年の全米プロゴルフ選手権はジャスティン・トーマスの初優勝で幕を閉じた。今大会では松山英樹にメジャー初制覇の期待が寄せられたが、最後は5位タイでフィニッシュ。一時は首位に立ったものの、勝負所のパットでミスが目立ち、悲願の優勝は今後に持ち越すことになった。

 この全米プロゴルフ選手権終了後、PGAツアーの公式ツイッターはちょうど4年前の8月に起きた「奇妙なパット」に改めて脚光を当てている。

 プレイバック動画として紹介されたのは、2013年に行われたウィンダム選手権での一場面。アーニー・エルス(南アフリカ)が見せたパットだ。

 大会第2日目。10番(パー4)のグリーンカラーからの3打目だった。エルスはここでカップとは異なる方向へのパットを放つ決断を下す。これには現地で大会を中継した実況も驚きのあまり苦笑いしたほど。しかし直後、約7.6メートルのパットを沈めてパーで終え、観客の大歓声を誘った。

 PGAツアーの公式ツイッターはあえてカップとは異なる方向へ放った一連のパットを動画付きで紹介。“急がば回れ”を実践した奇想天外のパットは「前例にない2つのパット」、「これまで見てきた中で最も奇妙なパット」と評されている。

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