錦織、今季絶望 「3人目の大物離脱者」でテニス界の勢力図は塗り替わるのか
20歳ズベレフ、23歳ティエムら若手にチャンス…勢力図が一気に変わる可能性も?
しかし、トップ10選手の相次ぐ離脱は、世代交代を含め、勢力図が一気に変わる可能性がある。
ロジャーズ・カップでは世界ランク7位の20歳、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が36歳のフェデラーを破って優勝。今季絶好調の王者撃破は世界に驚きを与え、「BIG4」を継承する新時代の怪物と目されているようになった。
同8位の23歳、ドミニク・ティエム(オーストリア)ら若手は、トップ10選手3人を欠いて展開される残りシーズンにおいて、28日開幕の全米オープンなど大舞台で躍進のチャンスが生まれる。ランキング上昇だけでなく、一気にテニス界の勢力図を塗り替えるチャンスとなる。
果たして、3人目の大物離脱者が生まれ、今後の力関係はどう変わるのか。錦織にとってはランキングの下降は避けられないが、万全のコンディションを取り戻し、来季を迎えるしかない。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer