浅田将汰、甲子園不出場右腕が世界で輝き 絶品縦スラをWBSC絶賛「エグいカーブだ」
野球のU-18ワールドカップ(W杯)は31日、1次ラウンドB組で侍ジャパン高校日本代表が南アフリカに19-0で6回コールド勝ち。開幕2連勝を飾った。毎回の大量得点を記録した打線が際立ったが、投げて輝きを放ったのは先発した右腕・浅田将汰投手(3年=有明)だ。5回を無安打無失点の快投。なかでも、大会を主催する世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は絶品のスライダーを動画付きで公開し、「エグいカーブボールだ」と称賛している。
5回無安打無失点の快投、WBSCが絶品縦スラにスポットライト
野球のU-18ワールドカップ(W杯)は31日、1次ラウンドB組で侍ジャパン高校日本代表が南アフリカに19-0で6回コールド勝ち。開幕2連勝を飾った。毎回の大量得点を記録した打線が際立ったが、投げて輝きを放ったのは先発した右腕・浅田将汰投手(3年=有明)だ。5回を無安打無失点の快投。なかでも、大会を主催する世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は絶品のスライダーを動画付きで公開し、「エグいカーブボールだ」と称賛している。
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九州No.1右腕の呼び声高い背番号12が躍動した。8-0で迎えた5回2死、浅田は3番の右打者を2球で追い込むと、選択したのは武器の縦スラだった。ストレートと同じような腕の振りで放たれた白球は手元でストンと落ちるようにして外角低めへ。ボールからストライクに入る軌道に打者のバットが思わず出る。しかし、ハーフスイングとなり、空を切った。この日、8個目の三振だ。
5回無安打無失点でお役御免。出した走者は四球の1人のみと力の差を見せつけた右腕の最後の1球について、WBSCは「エグいカーブボールだ」と記して公式ツイッターに投稿した。今大会は163キロ右腕・佐々木朗希(3年=大船渡)、奥川恭伸(3年=星稜)の2大エースが注目を浴びているが、甲子園出場経験のない149キロ右腕が世界一を決める大舞台で、眩い輝きを放っていた。
(THE ANSWER編集部)