大野将平は「PFPのキング」 圧巻のオール一本Vを五輪メディア絶賛「至高の座を支配」
柔道世界選手権の3日目が27日、東京・日本武道館で行われ、男子73キロ級で2016年リオ五輪王者の大野将平(旭化成)が決勝でリオ五輪銀のオルジェフ(アゼルバイジャン)に内股で6試合をオール一本勝ち。圧倒的な強さで4年ぶり3度目の優勝を果たした大野に対し、五輪公式メディアでは「パウンド・フォー・パウンド(PFP)のキング」と絶賛。柔道界最強と認定している。
東京五輪の金メダル候補に海外も注目
柔道世界選手権の3日目が27日、東京・日本武道館で行われ、男子73キロ級で2016年リオ五輪王者の大野将平(旭化成)が決勝でリオ五輪銀のオルジェフ(アゼルバイジャン)に内股で6試合をオール一本勝ち。圧倒的な強さで4年ぶり3度目の優勝を果たした大野に対し、五輪公式メディアでは「パウンド・フォー・パウンド(PFP)のキング」と絶賛。柔道界最強と認定している。
「PFPキングのオオノが東京で3度目の柔道世界選手権優勝を果たし、至高の座を支配する」と特集したのは五輪専門メディア「オリンピック・チャンネル」だった。
PFPとは、階級など体重差がないと仮定した場合、誰が最強なのか決めるボクシングなど格闘界で浸透している格付け。2回戦からオール一本勝ちで死角なしの強さを見せた大野は、決勝でも華麗な内股炸裂。わずか1分17秒でリオ五輪の再戦を制していた。
連覇のかかる東京五輪の切符争いで大きくリードした大野だが、死角なしの強さから男子柔道界のPFPキングの称号も手にした。
(THE ANSWER編集部)