エストラーダ、貫禄9回TKO勝ちで初防衛! 対戦熱望する井岡一翔と激突なるか
ボクシングのWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦は24日(日本時間25日)、王者のフアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)が挑戦者のドウェイン・ビーモン(米国)を9回TKO勝ち。初防衛を達成し、通算成績は43戦40勝(27KO)3敗となった。
挑戦者のビーモンを挑発する余裕を見せながらV1を達成
ボクシングのWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦は24日(日本時間25日)、王者のフアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)が挑戦者のドウェイン・ビーモン(米国)を9回TKO勝ち。初防衛を達成し、通算成績は43戦40勝(27KO)3敗となった。
エストラーダが圧倒的な強さを見せつけた。2回に巧みな駆け引きから、2度のダウンを奪取。以降は膠着した状態が続き、時折、挑発する動きを見せながら、相手の動きが落ちた9回に一気に試合が動いた。40秒過ぎからロープ際に追い込み、猛ラッシュを浴びせる。ボディーが効いたビーモンは防戦一方となり、主審が試合を止めた。貫禄の戦いぶりでV1を達成した。
エストラーダは4月にシーサケット・ソールンビサイ(タイ)を判定勝ちで下し、2階級制覇を達成。一方で6月に4階級制覇を達成したWBO同級王者・井岡一翔(Reason大貴)は海外でのビッグマッチを夢に掲げており、試合後は対戦希望として「強いて言えばエストラーダ選手ですかね。ずっと近いところ(階級)にいるし、世界的にも評価が高い」と口にしていた。
エストラーダは、WBA王者カリ・ヤファイ(英国)との年内の王座統一戦が計画されているが、日本人ファンにとっては海外でエストラーダVS井岡が実現なるか、これは今後の一つの見所になりそうだ。
(THE ANSWER編集部)