露13歳ワリエワ、鮮烈4Tで200点超デビューV 米記者絶賛「彼女のスケートは壮大だ」
フィギュアスケートのジュニアグランプリ(GP)シリーズ第1戦フランス大会は23日(日本時間24日)、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)3位の13歳カミラ・ワリエワ(ロシア)が4回転トウループを着氷させて138.40点、合計200.71点をマーク。
大国ロシアから次なる新星登場、ジュニアGPデビュー戦で逆転Vを達成
フィギュアスケートのジュニアグランプリ(GP)シリーズ第1戦フランス大会は23日(日本時間24日)、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)3位の13歳カミラ・ワリエワ(ロシア)が4回転トウループを着氷させて138.40点、合計200.71点をマーク。逆転Vを飾り、ジュニアデビュー戦で鮮烈なインパクトを残した。米名物記者は圧巻の高さで成功させた4回転トウループを動画付きで速報。「彼女のスケートは壮大だ」と絶賛している。
逸材を輩出する大国ロシアの次なる新星が鮮烈デビューVだ。紫を基調とした衣装に身を包んだワリエワは冒頭で驚かせた。勢い良く踏み切り、高く跳び上がると4回転トウループを完璧に着氷。一気に会場を惹き込んだ。最後に転倒こそ1度あったが、ジャンプのみならず、13歳とは思えない完成度のスピンを披露。圧巻の演技で滑り切り、得点が出ると安堵の笑みをこぼした。
米国の名物記者ジャッキー・ウォン記者は「フランスのクールシュヴェルでスター候補のカミラ・ワリエワが高く跳び上がる4Tで優勝へ躍進! ジャンプは別にしても、彼女のスケートは壮大だ」とツイート。才能を秘めた13歳の演技を高く評価した。
ワリエワはこれがジュニアデビュー戦。SPは転倒のミスがあって62.31点にとどまり、フリーもまだ改善の余地を残した。それでいて200点を超えてくるのだから、非凡なポテンシャルを感じさせる。アリーナ・ザギトワらを育てたロシアの名伯楽エテリ・トゥトベリーゼ氏の下から飛び出した次なる新星。4月に13歳を迎えたばかりのワリエワがジュニア戦線で脚光を浴びそうだ。
(THE ANSWER編集部)