松山、3m以内のパットは「ノーミス」 グリーン上をPGA称賛「素晴らしい」
米男子ゴルフのプレーオフシリーズ最終戦「ツアー選手権」は22日開幕。今季から第2戦終了時のポイントランキング順のハンデにより、松山英樹(レクサス)は3アンダー11位からスタート。6バーディー、2ボギーの66と4つスコアを伸ばして7アンダー、首位に3打差の7位に浮上した。
7打差でスタート、パット好調でスコアを伸ばし3打差に
米男子ゴルフのプレーオフシリーズ最終戦「ツアー選手権」は22日開幕。今季から第2戦終了時のポイントランキング順のハンデにより、松山英樹(レクサス)は3アンダー11位からスタート。6バーディー、2ボギーの66と4つスコアを伸ばして7アンダー、首位に3打差の7位に浮上した。7番ホールでは約4メートルのフックラインのバーディーパットが、カップの縁で停止。10秒後にポトリと落ちるという、“時間差バーディー”を奪うなど、パットが好調でチャージに成功。PGAツアーも公式サイトで「パット好調」「素晴らしい日だった」と称えている。
松山がラッキーにも助けられ一気に浮上した。7番ホール。約4メートルのバーディーパットはフックラインに乗って、カップへ向かう。入る……と思ったその瞬間。カップの左縁ぎりぎりに止まったのだ。
バーディー逃しか、だがドラマはここからだ。ボールがわずかに動いている。1秒、2秒、3秒……10秒後にポトリと落ちた。規定の10秒ギリギリでの奇跡に、ボールを拾い上げた松山も思わず笑顔になった。
このホールだけでなく、松山のパットの感覚は絶好だった。2番、3番でチャンスをしっかりと沈め連続バーディー。10番では10メートルのパーパット、11番では9メートルのバーディーパットを連続で沈め、12番でも2.5メートルのバーディーパットをきっちりとモノにした。