松山英樹も不参加表明のリオ五輪 ゴルフトップ選手の辞退続出に広がる波紋
男子ゴルフの松山英樹(LEXUS)が8月に開催されるリオデジャネイロ五輪への出場を見合わせることを表明した。その他にもトッププレーヤーの辞退者が続出する現状に、反対の声も上がっている。当然、国を背負って戦う五輪への出場を熱望する選手もいる。リオ五輪のゴルフ競技をめぐる実状は現在、どのようなものなのか。
トッププレーヤーの相次ぐ辞退に「残念だ」の声
男子ゴルフの松山英樹(LEXUS)が8月に開催されるリオデジャネイロ五輪への出場を見合わせることを表明した。その他にもトッププレーヤーの辞退者が続出する現状に、反対の声も上がっている。当然、国を背負って戦う五輪への出場を熱望する選手もいる。リオ五輪のゴルフ競技をめぐる実状は現在、どのようなものなのか。
ブラジルなど南米で拡大しているジカ熱、そして、悪化する治安に対する懸念が現在世界ランク17位の日本のトッププレイヤーの不参加の理由となったが、出場を見合わせたのは松山だけではない。ゴルフ界ではトッププレイヤーの参加辞退が続出。世界ランク1位のジェイソン・デイ(オーストラリア)、4位のローリー・マキロイ(英国)、8位アダム・スコット(オーストラリア)ら男子プロ15選手がすでに参加辞退を表明した。
そんな中、ゴルフ界の“レジェンド”が4年に1度の祭典へのトッププレイヤーの辞退続出に反対の声を上げている。
「1904年以来、初めて我々は五輪競技復活を果たした。それなのに、参加しない。多くのトッププレイヤーが参加回避を決断したことは残念だ」