八村塁、咆哮ダンクは「お客さんも見たいと思うので」 強豪に惜敗も手応え十分
バスケットボール世界ランク48位の男子日本代表は22日、W杯(中国)に向けた同5位・アルゼンチンとの強化試合(午後7時試合開始・さいたまスーパーアリーナ)を行い、米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズ・八村塁は先発出場。開始55秒で豪快ダンクを炸裂させて絶叫するなど両軍最多23得点、7リバウンドだった。日本は93-108で惜敗したが、W杯に向けて期待の高まる内容となった。
両軍最多の23得点で1万6000超の大観衆沸かせる
バスケットボール世界ランク48位の男子日本代表は22日、W杯(中国)に向けた同5位・アルゼンチンとの強化試合(午後7時試合開始・さいたまスーパーアリーナ)を行い、米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズ・八村塁は先発出場。開始55秒で豪快ダンクを炸裂させて絶叫するなど両軍最多23得点、7リバウンドだった。日本は93-108で惜敗したが、W杯に向けて期待の高まる内容となった。
八村がさいたまスーパーアリーナに集まった1万6211人のファンを沸かせた。第1クォーター(Q)開始11秒。ゴール下でボールを受けてすぐさま得点すると、お次は豪快なワンハンドダンクをお見舞いした。背番号8はゴール下で絶叫。わずか55秒で別格の存在感を発揮した。
「お客さんもダンクを見たいと思うので、見せられて良かったです」と堂々と振り返った8番。両軍最多の23得点で、敗れはしたものの観衆を魅了した。
八村が日本代表として戦った7か国では過去最強の相手。前半の入りはよく、途中一度は話されたが、食らいつき再びリードを奪う場面もあった。最後は離されたが、W杯へ向けて手応えを掴む内容だった。
「アルゼンチンも世界の中でも強豪で僕らも楽しみにしていた。こういうふうにできて、負けてしまったが、いい部分もありましたし、これから修正してやりたい」