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大谷翔平に「脱帽だ」 ヘルメット落ちた“脱帽”曲芸二塁打に米メディア称賛

米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、敵地で行われたレンジャーズとのダブルヘッダー第2試合に「3番・DH」でスタメン。5打数3安打でメジャー初のシーズン100安打に王手をかけたが、中でも際立っていたのは、第4打席で放った右手一本の先制適時二塁打だ。ヘルメットが脱げながら“脱帽”の一打に米メディアも“脱帽”。

「3番・DH」でスタメン出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
「3番・DH」でスタメン出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

ヘルメットが落ちながら放った曲芸二塁打に地元放送局も驚き

 米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、敵地で行われたレンジャーズとのダブルヘッダー第2試合に「3番・DH」でスタメン。5打数3安打でメジャー初のシーズン100安打に王手をかけたが、中でも際立っていたのは、第4打席で放った右手一本の先制適時二塁打だ。ヘルメットが脱げながら“脱帽”の一打に米メディアも“脱帽”。実際のシーンを動画付きで公開し、「オオタニのエンゼルス初打点に脱帽」と称賛している。

 ヘルメットが飛んでも関係なかった。0-2と2点を追う8回2死一塁、大谷は右腕ケリーの内角球に反応。しかし、縦に落ちるスライダーはストライクからボールゾーンに外れた。それでも、193センチの体を鋭く回転させ、変化に対応。右手一本で振り抜くと、体の動きに対応しきれず、頭のヘルメットがずれた。

 一度は左手で押さえようとしたが、そのまま打席内に落下。ただ、ボールは右翼線をとらえ、フェアとなった。すると、大谷はヘルメットを残したまま、快足を飛ばす。髪をなびかせながら、悠々と二塁に到達。一塁走者も返り、反撃ののろしを上げるチーム初打点となった。

 大谷の対応力が凝縮された“脱帽”の一打に、ロサンゼルスの地元放送局「FOXスポーツ・ウェスト」は実際のシーンを動画付きで公開。それも帽子の絵文字をつけ、「オオタニのエンゼルス初打点に脱帽」と称賛のフレーズを添えていた。

 この日は3安打の固め打ちで今季99安打。日本ハム時代の16年以来となるシーズン100安打に王手をかけた。今月はホームランこそ少ないが、ヒットを量産。その一本一本に大谷らしさが見て取れる。

(THE ANSWER編集部)

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