松山、衝撃の「63」締めくくり 8m絶妙パットにPGA公式賛辞「なんてフィニッシュだ」
米男子ゴルフのBMW選手権第2日は16日、25位から出た松山英樹(レクサス)が9バーディー、ノーボギーでコースレコードとなる「63」をマークし、通算12アンダーで一気に単独首位に躍り出た。PGAツアーは18番パー4でこの日を象徴するような絶妙パットを沈めた瞬間を動画付きで公開。「なんというフィニッシュだ」と喝采を送っている。
コースレコード「63」最後の一打をPGA速報「ヒデキが9つ目のバーディー」
米男子ゴルフのBMW選手権第2日は16日、25位から出た松山英樹(レクサス)が9バーディー、ノーボギーでコースレコードとなる「63」をマークし、通算12アンダーで一気に単独首位に躍り出た。PGAツアーは18番パー4でこの日を象徴するような絶妙パットを沈めた瞬間を動画付きで公開。「なんというフィニッシュだ」と喝采を送っている。
こんな松山を待っていた。最終18番パー4。第2打をピンから8メートルにつけた。慎重に打ち出したパットはやや弱いかと思われたが、絶妙にフックラインに乗り、カップに向かっていく。最後は失速しながらもジャストの距離でキレイにカップイン。この日9つ目のバーディーでフィニッシュだ。快進撃を見守ったギャラリーが沸き立ち、主役を演じた日本のエースを称えた。
PGAツアー公式ツイッターは実際のシーンの動画とともに「なんというフィニッシュだ。ヒデキ・マツヤマがこの日9つ目のバーディーを決めた。2打差で首位」と速報。最終的に2位と1打差となったが、リーダーボードの一番上に「Hideki Matsuyama」の名前が君臨することは本人はもちろん、復調を待ち望んでいる日本のファンにとっても誇らしい限りだ。
しかし、1日の大爆発だけではPGAツアーは勝てないことは松山自身が理解している。残り2日間も攻めの姿勢を貫き、久々の勝利の美酒を味わいたい。
(THE ANSWER編集部)