ダルビッシュを救う強肩 女房役の膝立ち送球に米拍手「パーフェクトスロー」
米大リーグ、カブスのダルビッシュ有投手は15日(日本時間16日)、敵地でのフィリーズ戦に先発し、7回4安打10奪三振無失点と好投した。勝利投手の権利を持って降板したが、9回に大逆転負け。5勝目は消滅した。
ダルビッシュは7回無失点好投も、救援陣が打たれ白星逃す
米大リーグ、カブスのダルビッシュ有投手は15日(日本時間16日)、敵地フィリーズ戦に先発し、7回4安打10奪三振無失点と好投した。勝利投手の権利を持って降板したが、9回に大逆転負け。5勝目は消滅した。壮絶な逆転負けを喫してしまったが、注目を集めているのは、女房役のビクター・カラティーニが座ったまま一塁へ送球し、走者をタッチアウトにするシーンだ。チームが動画を公開すると、称賛が集まっている。
毎回の10奪三振で、7回無失点と快投したダルビッシュ。同時に脚光を浴びているのは、捕手のカラティーニだ。5点をリードした5回1死一、二塁。1ボールから2球目。ダルビッシュのファストボールは外角低めへと外れた。捕球したカラティーニは、一塁走者モリソンが飛び出しているのを見逃さなかった。
膝立ちのまま、すかさず一塁へボールを送った。完璧な位置へ送球し、一塁手リゾがタッチアウトに仕留めた。ダルビッシュを救う強肩発動シーンを、カブスは公式インスタグラムで「ビクター・カラティーニとアンソニー・リゾがアウトにする」とキャプションをつけ、動画を公開。ファンは拍手を送っている。
「これ大好き」
「素晴らしい!」
「アウト!!」
「パーフェクトスロー」
「ビューティフル」
またダルビッシュが好投を続けていることから、「ダルビッシュは1か月半でリーグ最高の投手になった」との声も上がっていた。
しかし、降板後の9回に救援陣が炎上。女房役の援護もむなしく、白星が消えてしまった。
(THE ANSWER編集部)