錦織と対戦決定 西岡良仁、“歓喜の土下座”の理由解説「どうしても勝って試合を…」
テニスのウエスタン・アンド・サザン・オープンの男子シングルス1回戦で世界ランク77位の西岡良仁(ミキハウス)が同49位のジョーダン・トンプソン(オーストラリア)に7-5、5-7、6-4のフルセットの末に勝利。2回戦で世界ランク5位の錦織圭(日清食品)との対戦が決まった。
フルセット激闘の末に勝利、2回戦では錦織と初めてのマッチアップ
テニスのウエスタン・アンド・サザン・オープンの男子シングルス1回戦で世界ランク77位の西岡良仁(ミキハウス)が同49位のジョーダン・トンプソン(オーストラリア)に7-5、5-7、6-4のフルセットの末に勝利。2回戦で世界ランク5位の錦織圭(日清食品)との対戦が決まった。コートに頭をつけて歓喜を爆発させる瞬間をATP公式中継サイト「テニスTV」が動画つきで公開。西岡自身もツイッターで「どうしても錦織選手と試合がしたかった」と興奮気味に振り返っている。
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格上のトンプソンとのフルセットの激闘を制した西岡。マッチポイントの場面で、最後はバックハンドで鋭いクロスを叩き込み勝負を決めると、思わず感極まった様子だ。ラケットを投げ出し、両ひざをついて、さらに頭もコートにつけてしばらくうずくまった。
まるで土下座のようなポーズから、さらに立ち上がると今度は両手で会心のガッツポーズ。優勝したかのようなリアクションとなったが、これにはワケがある。次戦では錦織と初めて対戦するのだ。
テニスTVは公式ツイッターで「ウエスタン・アンド・サザン・オープン初勝利 2回戦でニシコリと対決へ」とキャプションをつけて動画を公開していたが、これを西岡も引用する形でこうツイートした。
「本戦一回戦勝ちました!今日どうしても勝って錦織選手と試合がしたかったのでいつも以上に硬くなってましたが、勝てて嬉しいです。この舞台で試合出来る事をとても嬉しく、そしてしっかり勝ち上がった事を誇りに思って対戦したいと思います。頑張るぞ!!そして明日休み!やった!体力回復!」
長らく日本のトップに君臨する錦織に対し、昨年ツアー初優勝を飾るなどし、日本人2番手までランクを上げてきた西岡。予選から勝ち上がっての初激突。虎視眈々と番狂わせを狙う。
(THE ANSWER編集部)