おしゃれヒール、反転ボレー、絶妙トラップ! G大阪―広島、美技と美技が激突
サッカーJ1第21節は9日、G大阪が広島戦(Eスタ)に2-2で引き分けた。勝ち点1を分け合ったが、互いに美技で激突。Jリーグ公式Youtubeチャンネルで紹介され、反響を呼んでいる。
夏のスタジアムを沸かせた技の競演、試合は2-2で勝ち点1を分け合う結果に
サッカーJ1第21節は9日、G大阪が広島戦(Eスタ)に2-2で引き分けた。勝ち点1を分け合ったが、互いに美技で激突。Jリーグ公式Youtubeチャンネルで紹介され、反響を呼んでいる。
試合を動かしたのは広島だ。前半15分、後方からの浮き球をペナルティエリア外の中央で受けたFWアンデルソン・ロペスは左足で絶妙なトラップ。ワンタッチで反転すると、そのまま左足を振り抜き、ゴール右に鮮やかなミドルを突き刺した。ワンタッチでシュート態勢に持ち込む技ありの美技で先制点に結び付けた。
しかし、G大阪も負けていない。後半。ゴール前左サイドの細かいパスの展開から、MF今野がルーレット風にターンしながらヒールでワンタッチスルーパス。左サイドのDF藤春に送ると、グラウンダーのクロスにMF遠藤が合わせた。おしゃれなヒールパスからゴールが生まれ、同点ゴールにつないだ。
その後、G大阪がPKでリードを奪い2-1で迎えた後半42分、広島が土壇場でスコアをタイに戻す。MF柴崎晃誠が味方のロングフィードに絶妙なトラップを披露し、左サイドからクロスを送ると、これに再びロペスが反応。冷静にゴールネットへと流し込んだ。試合はそのまま2-2の引き分けで終了。勝ち点1を分け合う形となったが、両チームともに巧みな技で夏のスタジアムを沸かせ、大きな盛り上がりを見せた。