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サニブラウンに世界が注目 国際連盟が異例の母直撃「その瞬間を息子と共有したい」

陸上の世界選手権(ロンドン)は9日(日本時間10日)、男子200メートル準決勝で18歳5か月のサニブラウン・ハキーム(東京陸協)が20秒43で2組2着に入り、決勝進出。ウサイン・ボルト(ジャマイカ)の18歳11か月を更新する世界最年少でファイナリストとなった。歴史的快挙を受け、国際陸上連盟(IAAF)はサニブラウンの母に注目。直撃インタビューし、公式ツイッターで動画を掲載している。

200m史上最年少決勝進出…IAAFが公式ツイッターで母・明子さんに直撃インタビュー

 陸上の世界選手権(ロンドン)は9日(日本時間10日)、男子200メートル準決勝で18歳5か月のサニブラウン・ハキーム(東京陸協)が20秒43で2組2着に入り、決勝進出。ウサイン・ボルト(ジャマイカ)の18歳11か月を更新する世界最年少でファイナリストとなった。歴史的快挙を受け、国際陸上連盟(IAAF)はサニブラウンの母に注目。直撃インタビューし、公式ツイッターで動画を掲載している。

 日本の18歳の偉業にIAAFも動いた。

 サニブラウンが決勝進出を決めた準決勝で母・明子さんに直撃。「『私はただ、その瞬間を共有したいだけ』 世界陸上200Mで熱くなりながら観戦しているアキコ・サニブラウンは、日本のサニブラウン・アブデル・ハキームの母親だ」と公式ツイッターで紹介し、動画では「カモン、ハキーム!」と客席で声援を送る様子とともにインタビューを掲載している。

 陸上経験者の明子さんは英語で回答し、「ハムストリングが疲労で固くなっているように感じた。短距離はとても大きな表現力を強いられるし、少し無駄な動きも多かった。普段は容易くできることでも、たぶんナーバスになっていた部分もあったんだと思う」とレースを振り返った。

 その上で「でも、彼が今できる限りの良い走りはできているように感じている。100%で走っている。だから、私は結果を気にしない。タイムも他のことも」と母目線で話し、「私は陸上を本当に愛していて、私はただ、その瞬間を共有したいだけ。息子と一緒にね」とも明かしている。

 IAAFが直々に親に直撃するのも異例のこと。それだけサニブラウンに対する注目度は高まっているようだ。世界の熱視線が注がれるなか、10日(日本時間11日)に行われる決勝では同種目で史上最年少メダリストとなれるのか。期待は高まっている。

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