渋野日向子、世界ランク14位に浮上! 昨年末563位から“549人抜き”で五輪代表圏内
米女子ゴルフの海外メジャー最終戦・AIG全英女子オープン最終日は首位から出た渋野日向子(RSK山陽放送)が68をマークし、通算18アンダーで初優勝を飾った。海外メジャー制覇は1977年に全米女子プロを制した樋口久子(現LPGA顧問)以来、男女通じて42年ぶり史上2人目の快挙。5日付の最新世界ランクが発表され、渋野は今大会前の46位から14位に浮上。一躍脚光を浴びたシンデレラガールは日本人2番手となり、来年の東京五輪代表にぐっと近づいた。
最新世界ランクは14位、歴史的Vで昨年末563位から超ジャンプアップ
米女子ゴルフの海外メジャー最終戦・AIG全英女子オープン最終日は首位から出た渋野日向子(RSK山陽放送)が68をマークし、通算18アンダーで初優勝を飾った。海外メジャー制覇は1977年に全米女子プロを制した樋口久子(現LPGA顧問)以来、男女通じて42年ぶり史上2人目の快挙。5日付の最新世界ランクが発表され、渋野は今大会前の46位から14位に浮上。一躍脚光を浴びたシンデレラガールは日本人2番手となり、来年の東京五輪代表にぐっと近づいた。
数字が歴史的ブレイクの大きさを物語る。渋野の世界ランクは昨年末の時点で563位。今季は5月の国内メジャー・ワールドレディスサロンパスカップでのツアー初優勝で97位になると、7月の資生堂アネッサレディスでの2勝目で50位まで浮上した。
今大会前の時点で46位、日本人4番手。海外メジャーでの歴史的優勝により、この日発表された最新ランクは14位にジャンプアップし、日本人2番手となった。その他の日本勢では畑岡奈紗が10位、鈴木愛が29位、比嘉真美子が44位で上位につけている。
五輪は世界ランクをもとに算出した独自のランキングにより、男女各60人の代表が選出される。男女とも上位15位までの選手(1つの国・地域ごとに最大4人)は自動選出され、16位以下は各国2人まで。東京五輪に出場するためには、女子は来年6月30日時点の世界ランクで日本勢2番手以内になる必要があり、残り1年を切って2番手の渋野は射程圏内となった。
(THE ANSWER編集部)