なぜ、彼は股下を通したのか― 米マイナー遊撃手の“最短距離”グラブトスが話題
なぜ、彼は股下を通したのか――。米大リーグの2Aの試合で遊撃手が“最短距離”のスーパーグラブトスを披露し、MLBの動画紹介コーナー「Cut4」が公式ツイッターで動画付きで紹介。大きな話題を呼んでいる。
2Aの遊撃手が二度見必至のスーパーグラブトス…「Cut4」が動画付きで紹介
なぜ、彼は股下を通したのか――。米大リーグの2Aの試合で遊撃手が“最短距離”のスーパーグラブトスを披露し、MLBの動画紹介コーナー「Cut4」が公式ツイッターで動画付きで紹介。大きな話題を呼んでいる。
思わず二度見したくなるようなプレーを演じたのは、ビンガムトンの遊撃手、ルイス・ギギョルメだった。
ハリスバーグ戦の6回の守備。無死一塁で大きくバウンドした打球が二遊間へ飛んできた。ここでギギョルメは目にも止まらぬ速さでベース後方のボールに追いついて捕球。すると、次の瞬間に驚きの行動に出た。
なんと右翼方向に走りながら、素早く股下を通して二塁へトス。カバーした二塁手は右手の素手でキャッチすると、左足でベースを踏んだ。微妙なタイミングではあったが、間一髪でアウトの判定が下された。
上体を起こし、持ち替えてトスをしていたら間に合わなかった。その判断があったからこそ、瞬時に“最短距離”で送球できるグラブトスを選択したのだろう。
一瞬の判断力と、それを実現させる技術力。2つの力によって生み出されたギギョルメのミラクルプレーは、2Aの試合ながら「Cut4」でも動画付きで紹介されたほど。そのプレーはメジャー顔負けと言っていいだろう。