スポーツを身近に― 女子陸上・福島、インディ500王者・佐藤らが丸の内でアピール
「体を動かしてスポーツすることの喜びを知ってもらいたい」
様々なスタイルでスポーツを楽しめるイベントに、ソウル五輪100メートル背泳ぎ金メダリストの鈴木スポーツ庁長官は、「ちょっとしたアイデアで、こうしてスポーツ体験ができる。スポーツ界にとって素晴らしいこと」と絶賛。「スポーツは上手くなきゃいけないわけではない。最初の“入り口”が大事。普段オフィスで働いている方に、いろんな形で体を動かす楽しみを知ってもらって、健康ですこやかな生活を送っていただきたい。今後ともスポーツをよろしくお願い致します」とアピールした。
女子100メートル、200メートルの日本記録保持者である福島は、丸の内を「緑もあってとても雰囲気のある街」と表現し、「こういう中でスポーツを身近に感じられるイベントが開催されるのはすごく素敵なこと。記録が残る楽しさと体験する楽しさ、ふたつの魅力があると思うので、みなさんにやっていただければ」と感想を語った。
また、今年5月に日本人として初めてインディ500で優勝を果たした佐藤も、「オフィス街で体を動かすことはなかなかないので、今回呼んでいただいて嬉しかった。ビジネスとスポーツは相反するようですが、こういうところで体を動かして、スポーツの喜びを知ってもらいたい。オフィスで働いている方々もリフレッシュしてさらに良い仕事ができるだろうし、夏休み最高のイベントになると思います」と話した。
同イベントは17日まで、各界を代表するゲストアスリートを迎え、トークショーを実施。さらに専門外のスポーツに挑戦してもらい、他では見られない素顔を届ける予定となっている。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer