ジョーダン&ピッペンのNBA歴代最強デュオが“復活” 主催イベントで約20年ぶり共演
1990年代のバスケットボール界を席巻した最強デュオがコート上で復活を果たした。カリフォルニアで開催されたキャンプイベントで盟友が再会。その模様が米メディアで一斉に報じられると、ファンから「あなた方こそベストだ」「永遠に偉大な男たち」など声が挙がった。
NBA優勝6回、五輪金メダル獲得…バスケ界を席巻した2人がコート上で再会
1990年代のバスケットボール界を席巻した最強デュオがコート上で復活を果たした。カリフォルニアで開催されたキャンプイベントで盟友が再会。その模様が米メディアで一斉に報じられると、ファンから「あなた方こそベストだ」「永遠に偉大な男たち」など声が挙がった。
夢の“共演”を果たしたのは、NBAシカゴ・ブルズで黄金時代を築いたマイケル・ジョーダンとスコッティ・ピッペンの師弟コンビだ。
2人は、7月30日にカリフォルニア州サンタバーラで行われたジョーダン主催のキャンプイベント「フライト・スクール」で再会。クリニックのほか、シューティング競争やトークショーで参加した子供たちと有意義な時間を過ごした。
ジョーダンがブルズに入団した1984年から3年後、ピッペンが加入。当時、無名の存在だった後輩を毎日のように鍛え上げ、リーグ屈指のスター選手へと成長させた。2人は1992年のバルセロナ五輪で米代表「ドリームチーム」の一員として金メダルを獲得。NBAでは1991~93年、1996~98年と2度のスリーピート(3連覇)を達成した。
その後、ジョーダンは引退・復帰を経て2003年にワシントン・ウィザーズで現役引退、ピッペンは1999年にヒューストン・ロケッツに移籍し、ポートランド・ブレイザーズで4年間プレーしたのち、ブルズに戻って現役生活にピリオドを打った。
2人はそれぞれの殿堂入りセレモニーや、2011年に開かれた1991年の初優勝から20周年を祝したイベントなどで再会しているが、コート上で同時にプレーする姿はブルズ時代の1998年以来およそ20年ぶりとなる。