男子テニス、敗者にSNS上で心ない非難殺到 当事者のスペイン人選手の反論が話題
男子テニス界はロジャー・フェデラー(スイス)やラファエル・ナダルの復活によって、世界的に熱を帯びている。その一方で、先のウィンブルドンで錦織圭(日清食品)を撃破したスペイン人選手がネット上で心ない批判を受け、それに対して毅然と立ち上がったことで話題を呼んでいる。
スイスオープン準決勝で敗れたバウティスタ・アグート、試合後SNSに届いたのは…
男子テニス界はロジャー・フェデラー(スイス)やラファエル・ナダルの復活によって、世界的に熱を帯びている。その一方で、先のウィンブルドンで錦織圭(日清食品)を撃破したスペイン人選手がネット上で心ない批判を受け、それに対して毅然と立ち上がったことで話題を呼んでいる。
思わぬ事態に見舞われたのは、世界ランキング18位のロベルト・バウティスタ・アグートだ。
6月の全仏オープンは優勝したナダル、7月のウィンブルドンは準優勝のマリン・チリッチ(クロアチア)相手にそれぞれ4回戦で敗れたものの、ウィンブルドン3回戦では錦織を撃破。またATPワールドツアーでもフェデラーやノバク・ジョコビッチ(セルビア)らと対戦するなど、実力派の選手として知られる。
バウティスタ・アグートは、29日に行われたスイス・オープン準決勝で世界ランキング31位のファビオ・フォニーニ(イタリア)と対戦し、7-5、2-6、3-6とフルセットの末に敗戦。本人にとっては悔しさの残る戦いとなったが、それに対してSNS上で強く罵る声があったという。