試合中に“変身”、2打席凡退後にツルツルで打席へ…本人「打てなかったら剃る」

　米大リーグで先発した選手が打席間に髭を剃って、次打席に立つという珍場面が発生。打席前後で人相が変わった“証拠写真”をMLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が画像付きで公開し、「大胆な作戦だ」と話題を集めている。

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　試合中の“変身”で話題を呼んでいるのは、アストロズのジョシュ・レディック外野手だ。1日（日本時間2日）の敵地インディアンス戦、「8番・右翼」でスタメン出場した32歳。第1打席で二ゴロ併殺、第2打席で左直と凡退し、6回2死一、三塁と好機で迎えた第3打席だ。打席に入るレディック。しかし、直前の打席と何か様子が違う。

　ハンサムな顔立ちはそのまま。違ったのは、口周りだ。うっすらと生えていた髭が綺麗になくなり、ツルツルとさせて打席に立っている。心機一転か。よもやのシーンに反応したのが「Cut4」だ。公式インスタグラムに「ジョシュ・レディックが試合中に髭剃り」とつづり、ビフォー・アフターを比較した画像を公開。目の当たりにした米ファンも興味津々だ。

「大胆な作戦だ」という声のほか、最近はMLBで試合中に髭を剃る選手は少なくなく「なんでみんなやるんだ？」「流行中」「何人のアストロズ選手がやるつもりだ？」の声も。ただ、結果はあえなく三振。AP通信によると、身に着けていたものを投げつけ、主審から退場を宣告されており、「そして退場する」「試合中に髭を剃った選手の成績は？」との指摘もあった。

　髭剃りの効果はなかったようだが、本人は「2打席は髭を生やしていた。もし打てなかったら、剃るんだ。今年のトレンドだよ。今の見た目が一番良い訳ではない。でも、僕の髭はすぐに生えてくるよ」と語ったという。なお、試合は7-1でアストロズが勝利した。