投手が敵軍ベンチ20m突進 前代未聞の“6人退場大乱闘”に米騒然「何が原因なんだ?」
米大リーグで投手がマウンドから相手ベンチに突撃し、大乱闘に発生。しかも、両軍合わせて6人が退場する事態となった。実際のシーンを米メディアが動画付きで公開すると「一体、何が起きているんだ」「何が原因なんだ?」と米ファンも騒然となっている。
レッズ―パイレーツ戦で大乱闘、投手がマウンドから相手ベンチ突進で…
米大リーグで投手がマウンドから相手ベンチに突撃し、大乱闘に発生。しかも、両軍合わせて6人が退場する事態となった。実際のシーンを米メディアが動画付きで公開すると「一体、何が起きているんだ」「何が原因なんだ?」と米ファンも騒然となっている。
前代未聞の大乱闘が起きたのは、30日(日本時間31日)に行われたレッズ―パイレーツの一戦だった。3-8とビハインドで9回を迎えたレッズは救援のギャレットが1死から3ランを打たれ、2死までこぎつけたところで投手コーチがマウンドに歩み寄った。コーチと話し合っている最中だ。突然、ギャレットは相手の三塁側ベンチを向き、鬼の形相になった。
次の瞬間だ。猛然と相手ベンチへダッシュ。グラブを放り投げ、20メートル以上走ると、ベンチ前で待っていたパイレースの選手に対し、左フックを見舞った。これを機に両軍が飛び出し、入り乱れる事態に発展。30秒以上も混乱の輪は解けず、発端となったギャレットは自軍ベンチに引き戻されながらも、最後は大きな声で敵軍ベンチに声を上げ続け、騒然とした空気だった。
結局、乱闘に関わったギャレットを含めレッズは2選手、パイレーツは4選手と合わせて6選手が退場処分に。マウンドから投手が相手ベンチに突進するという前代未聞のシーンを米スポーツ専門誌「スポーツイラストレイテッド」公式インスタグラムは「投手がMLBチーム全体に挑む」とつづり、動画付きで公開。目の当たりにしたファンも唖然としている。