前週棄権の渡辺&東野が初戦快勝 怪我明けも息ぴったり「戸惑うかなと思ったけど」
混合ダブルスの中国ペア2強の背中を追う「勝つチャンスが取れるところまで」
混合ダブルスは、中国ペアが2強を形成しており、2人は追う立場にある。世界1位のジェン・シーウェイ、ファン・ヤチョン組(中国)には1勝5敗、世界2位のワン・イルユ、ファン・ドンピン組(中国)には1勝7敗と差を見せられているが、渡辺は「ランク上位の選手とは、まだ差がある印象だけど、彼らがいるから追っていけるし、プレッシャーもなく気持ちよく戦える。(1年後に開幕する東京五輪までに)近付いて、勝つチャンスが取れるところまでレベルアップしたい」と開幕まであと1年に迫った東京五輪を見据え、成長に意欲を示した。
東野が負傷明けという状況ではあるが、中国2強も出場している今大会で飛躍できれば、得られる手応えは大きい。1年後と同じ会場でどこまで勝ち上がれるか。翌25日に行われる2回戦では、マシアス・クリスチャンセン、アレクサンドラ・ブイ組(デンマーク)と対戦する。
(平野 貴也 / Takaya Hirano)