松山が今、英語習得に努力する理由 25歳に使命感「日本のファンに誇らしい思いを」
「僕はあまり覚えられない方がいい」…明かされた本音の裏にある松山の想いとは?
「僕は有名になりたいとか、注目を集めたいためにゴルフをしているわけではないので、あまり覚えられすぎないほうがいいかもしれない。ですが、できるる限り大会を世に広める責任が自分にあることも理解しています。なので少しずつ英語を勉強しています」
決して自分は有名にならなくていい。そう本音をのぞかせながら、ゴルフ界に貢献する想いを明かしたあたり、25歳ながら日本を牽引する覚悟が見てとれる。
日本のゴルフ界の未来を双肩に託された男について、記事では「自己分析こそが数多く存在するマツヤマのクオリティの1つに加えられるかもしれない」と称賛されている。
「メジャー優勝は自分の目標の一つです。日本からの応援はうれしいし、刺激を受けます。余計なプレッシャーということはありません。僕は日本のゴルフファンの方々を誇らしい思いにさせたい。日本人のゴルファーで初めて世界ランク2位になったことには、すごく大きなプライドを感じているのです」
トップ選手として、日本のファンへの想いを明かした松山。崇高な使命感とともに、日本が世界に誇る25歳は初のメジャー制覇を目指したラウンドに踏み出す。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer