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「彼を死なせたいのか?」 戦慄KOなのに…続行求めた敗者陣営を識者批判「愚か者だ」

ボクシングのヘビー級(10回戦)で、衝撃的なKO劇とその後のリング上の混乱が波紋を広げている。28日(日本時間29日)、英マンチェスターで行われた一戦で、WBA・WBO同級1位の21歳モーゼス・イタウマ(英国)が、WBA・WBO同級10位ジャーメイン・フランクリン(米国)に5回KO勝ちした。左アッパーがクリーンヒットし、前のめりに崩れ置いたフランクリン。だが陣営はレフェリーのストップに猛抗議。これに激怒したイタウマが詰め寄る異例の事態となった。

モーゼス・イタウマ【写真:ロイター/アフロ】
モーゼス・イタウマ【写真:ロイター/アフロ】

ボクシングヘビー級10回戦

 ボクシングのヘビー級(10回戦)で、衝撃的なKO劇とその後のリング上の混乱が波紋を広げている。28日(日本時間29日)、英マンチェスターで行われた一戦で、WBA・WBO同級1位の21歳モーゼス・イタウマ(英国)が、WBA・WBO同級10位ジャーメイン・フランクリン(米国)に5回KO勝ちした。左アッパーがクリーンヒットし、前のめりに崩れ置いたフランクリン。だが陣営はレフェリーのストップに猛抗議。これに激怒したイタウマが詰め寄る異例の事態となった。

 英紙「ザ・サン」は「『彼を死なせたいのか?』モーゼス・イタウマ、残酷なKOを喫した後に危険な抗議をしたジャーメイン・フランクリン陣営に詰め寄る」との見出しで、記事を掲載。同紙は、フランクリンが意識を失った状態で立っていたにもかかわらず、陣営や本人がレフェリーのストップに対して執拗に抗議した行動を詳報している。

 完勝を収めたイタウマは、倒れた相手を思いやらない敗者陣営の態度に激怒。リング上でスタッフに詰め寄る異例の場面があった。試合後、イタウマは抗議を続ける陣営に対し、選手の安全を最優先すべきだと怒りを露わにした。

 この騒動に現地メディアや専門家も一斉に反応した。元世界2階級王者のカール・フランプトン氏は、DAZNの中継内でストップに抗議した陣営を厳しく批判。「フランクリンの気持ちは分かる……。彼は続行を望むタイプの選手だ。だが、セコンドが試合を続行させたいというのはどういうことだ? 彼を死なせたいのか? 私から見れば、彼らは愚か者だ。愚かな行為だった」と断じた。

 現WBO世界ヘビー級王者のファビオ・ウォードリーも「彼は完全に床に倒れ込んでいた。彼がプライドの高い男であることは理解できるが、レフェリーの仕事は選手の命を救うことだ。議論の余地はない。選手の利益を一番に考えるべきだ」と、ストップを支持する見解を示した。

 勝ったイタウマは戦績を14勝(12KO)無敗に伸ばした。

(THE ANSWER編集部)



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