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フィギュアのルール改正で「競技レベル低下」危惧 マリニンがISUに訴え「選手の声聞くべき」

フィギュアスケートの世界選手権(チェコ・プラハ)は現地28日に行われ、男子フリーでイリア・マリニン(米国)が218.11点をマーク。合計329.40点で3連覇を達成した。競技後は来季のルール改正についても言及した。

3連覇を達成したイリア・マリニン【写真:ロイター】
3連覇を達成したイリア・マリニン【写真:ロイター】

世界選手権で3連覇達成

 フィギュアスケートの世界選手権(チェコ・プラハ)は現地28日に行われ、男子フリーでイリア・マリニン(米国)が218.11点をマーク。合計329.40点で3連覇を達成した。競技後は来季のルール改正についても言及した。

“4回転の神”と称される21歳が、今季ラスト演技で大観衆を魅了した。クワッドアクセル(4回転半)を回避するなど難度を下げたフリーをほぼ完璧に演じ、3連覇を成し遂げた。

 国際スケート連盟(ISU)は、メダリスト会見のコメントを公式サイトで公開。来季は男女フリーでジャンプ数が1つ減って計6個となるほか、2027-2028年シーズン以降はさらに大きなルール改正案が浮上していることについて言及している。

「僕にとって理想のフィギュアスケートは、芸術性と技術性の融合だ。どちらか一方だけでは、もう一方は成り立たず、フィギュアスケート全体の価値を損なってしまう。しかし、ルールの具体的な変更内容を見ると、我々スケーターが長年培ってきた競技レベルを著しく低下させてしまうと思う」としたマリニン。次のように苦悩を明かした。

「我々選手も戸惑うことが多い。トレーニング方法が完全に変わってしまうからだ。例えば、彼らはジャンプの回数を7回から6回に変更しようとしている。我々はプログラムを根本的に再考しなくてはならない。特に昨シーズンは、ジャンプの数がいくつになるのか定まってもいなかった。僕自身とても苦労した。正直に言えば、以前の大会で大きな問題を引き起こした」

 ミラノ・コルティナ五輪こそ8位に沈んだが、現代最高のスケーターであることは疑いの余地がない21歳。「最終的には、ISUとこうした決定を下す責任者は、アスリートの声に耳を傾けるべきだと思う。ISUがここまで成長したのは我々のおかげだからだ」と続けた。

 さらに「スケーターがいなければ、ISUはこのような評価を得ることもできなかっただろう。ISUはルール変更を改めて検討し、我々アスリート全員に発言の機会を与え、共に力を合わせて何が最善かを考えるべきだと思う」と訴えていた。

(THE ANSWER編集部)



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