不惑突入も現役続行 NBA界の「アルゼンチンの英雄」、再契約報道にファン興奮
現役続行か、引退か、動向が注目されていたNBAサンアントニオ・スパーズ一筋のマヌ・ジノビリが、16年目となる新シーズンも同球団と契約を結ぶことを決断したという。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」電子版が報じている。
昨季限りで契約が切れたジノビリが、16年目もスパーズと契約へ
現役続行か、引退か、動向が注目されていたNBAサンアントニオ・スパーズ一筋のマヌ・ジノビリが、16年目となる新シーズンも同球団と契約を結ぶことを決断したという。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」電子版が報じている。
アルゼンチンの英雄が、再びサンアントニオの地に戻ってくる。
39歳と大ベテランの域に入っているジノビリ。昨季限りで契約が切れ、フリーエージェント(FA)となるタイミングもあって、現役続行か、引退か、1つのポイントになっていた。自身の進退については明言を避けてきたが、ESPNは18日、リーグ筋の情報として「スパーズに戻るために、マヌ・ジノビリが契約を締結」と速報で伝えた。
同局によれば、28日に不惑を迎えるジノビリは現役続行に心が傾き、少なくともあと1年は引退を先延ばしにするつもりだという。
ジノビリはバスケットボールの歴史において、最も輝きを放った国際選手の1人だ。
1995年、母国アルゼンチンのアンディノでプロデビュー。その後、98年夏にイタリアのレッジョ・カラブリアに移籍し、2000年には同国のビルテュス・ボローニャへ。01年にはチームを国内リーグ、イタリアカップ、ユーロリーグの三冠に導き、個人としてもイタリアリーグとユーロリーグの両方でMVPを獲得するなど、「イタリア国内最高の選手」となった。