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坂本花織の言葉にライバル涙 「人として素晴らしい」五輪で優しく寄り添ったグレンに感謝

フィギュアスケートの世界選手権(チェコ・プラハ)が27日(日本時間28日)に行われ、女子フリーで坂本花織(シスメックス)が万感の現役ラストダンスを披露。158.97点、合計238.28点はともに自己ベストで、2年ぶり4度目の世界一に輝いた。これで競技引退となる大会。現地25日のショートプログラム(SP)終了後には、長年ともに戦ってきたアンバー・グレン(米国)を涙ぐませるシーンがあった。

女子フリー演技後、感極まった坂本花織【写真:ロイター】
女子フリー演技後、感極まった坂本花織【写真:ロイター】

世界選手権

 フィギュアスケートの世界選手権(チェコ・プラハ)が27日(日本時間28日)に行われ、女子フリーで坂本花織(シスメックス)が万感の現役ラストダンスを披露。158.97点、合計238.28点はともに自己ベストで、2年ぶり4度目の世界一に輝いた。これで競技引退となる大会。現地25日のショートプログラム(SP)終了後には、長年ともに戦ってきたアンバー・グレン(米国)を涙ぐませるシーンがあった。

 SPの終了後、海外専門メディア「ゴールデン・スケート」公式Xは上位3人の会見映像を公開。そこではミラノ五輪で、涙する日本勢に優しく寄り添ったグレンの行動についての質問が出た。坂本は「あのオリンピックの時だけじゃなくて、どの大会でもアンバー選手は称えてくれるし、励ましてくれる。それこそ今季に限らず、ずっと一緒に戦っていく上でこうやって称えあえる選手が近くにいるのは私自身も心強いし、そういう雰囲気にしてくれた」とその存在に感謝した。

 続けて「どうしてもライバル同士、試合前になると接触はあまりないけれど、そういう概念を覆したのはアンバー選手かなと思っていて。困っている人がいたら助けたいとか、こういう状況だから私ができることは何だろうと考えてすぐに行動できる人」とその人柄を称えた。

「(グレンの行動に)私たち日本人も救われた部分もすごくあるし、彼女がやりたいからやっているというのが伝わってくる。自分もそういうところは一緒といっていいか分からないけれど、助けたいと思ったら自分のことを置いといて助けに行ったりとかっていうのは気持ち的には一緒だと思う。彼女の行動は人として素晴らしい」

 長年ともにトップクラスで戦ってきた坂本の言葉に、グレンは思わず涙ぐんでいた。現役最後の演技で自己ベストをたたき出し、文字通り有終の美を飾った坂本。仲間にも恵まれた競技生活だった。

(THE ANSWER編集部)

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