米国マラソン誘導ミス、衝撃の発生原因が判明 付近の警官が車と衝突→救助で現場混乱 主催者が検証報告
現地1日にアトランタで行われた全米ハーフマラソン選手権で、トップを快走していた女子選手が先導バイクに誤誘導され、9位に転落した事態を巡り、主催者側から検証報告が伝えられた。

全米ハーフマラソン選手権
現地1日にアトランタで行われた全米ハーフマラソン選手権で、トップを快走していた女子選手が先導バイクに誤誘導され、9位に転落した事態を巡り、主催者側から検証報告が伝えられた。
同レースでは、昨年の東京世界陸上女子マラソンで8位に入ったジェス・マクレインが、終盤までトップを快走。だが、残り3キロを切ったところで先導バイクにコース外へ誘導される、まさかのミスが発生した。
この結果、マクレインは1時間11分27秒の9位でフィニッシュ。手にしかけていた賞金2万ドル(約312万円)のほか、3位以内で得られた世界ロードランニング選手権の出場権にも届かなかった。
大会を主催したアトランタ・トラック・クラブは現地3日、公式サイトで検証結果を報告。選手たちがコースを外れた交差点では当初、交通規制用コーンの設置および警察官の配置など、計画どおりに準備されていたという。
ただ、先頭集団がその交差点に到達する13分前、アトランタ市警察無線に「警察官が倒れている」との通報が流れ、現場は混乱。レースの警備に当たっていた警察官が交差点で車に衝突されていた。
レース担当の警察官は倒れた同僚を救助。コース周辺およびコース内を通って現場へ向かったがこの対応により、マクレインが誤った方向へ曲がった交差点を含む複数の重要な交差点が短時間、無人に。アトランタ警察は対応策として、ランナーの安全確保を支援する人員をこの交差点に補充した。
しかし、緊急車両の到着により交差点の交通コーンがレースのために再設定されていなかったため、女子レースの先頭車両の先導ドライバーは「レースが迂回されている」と判断。警察のオートバイに続いてコース外へ。交差点に補充された警察官はレース担当ではなかったため、選手の誤進入を防げなかったという。
アトランタ・トラック・クラブは「本選手権の公正性については当クラブが責任を負います」と改めて陳謝。「マクレインには1位相当の賞金を支給。ハーリーとクルガトには、コースを外れた時点で肩を並べて走っていたため、2位および3位の賞金総額を折半して支給します」と伝えている。
(THE ANSWER編集部)
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