WBC韓国に新パフォ「飛行機ポーズ」誕生 込められた切実な思い「時間が経っているので…」
5日に開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する韓国代表が3日、京セラドームでオリックスとの強化試合に8-5で勝利した。「1番・DH」で出場したキム・ドヨン内野手(KIA)が2回に2試合連続アーチを左中間に放り込み、三塁を回ると両手を広げる不思議なポーズを披露した。前日は日本に「お茶ポーズ」が誕生し話題となったが、韓国の打者が繰り返したパフォーマンスには、この国ならではの意味があった。

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5日に開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する韓国代表が3日、京セラドームでオリックスとの強化試合に8-5で勝利した。「1番・DH」で出場したキム・ドヨン内野手(KIA)が2回に2試合連続アーチを左中間に放り込み、三塁を回ると両手を広げる不思議なポーズを披露した。前日は日本に「お茶ポーズ」が誕生し話題となったが、韓国の打者が繰り返したパフォーマンスには、この国ならではの意味があった。
キム・ドヨンをはじめ、5回にはシェイ・ウィットコム内野手(アストロズ)、9回にはアン・ヒョンミン外野手(KT)と、本塁打を放った打者は皆生還すると、両手を広げながら喜ぶナインに迎えられていった。試合後キム・ドヨンに「あれは何?」と聞くと「飛行機なんです。みんなで1次リーグを必ず突破して、マイアミに行こうという意味です」と明かしてくれた。
韓国は国内プロ野球が史上最高の人気を誇る一方で、WBC代表チームは3大会連続して1次リーグ敗退中。日本と決勝で相まみえた2009年大会を最後に、長いトンネルに入っている。リュ・ジヒョン監督も今大会はまず1次リーグ突破に主眼を置くとしており、選手たちはそのために一つになろうとしている。
キム・ドヨンも「私たちはそこ(1次リーグ突破)から時間が経っているので、それだけ切実な思いであのパフォーマンスをしたんだと思います」とナインの思いを代弁した。
2日の試合で、日本は活躍した野手が次々に“お茶ポーズ”を繰り出し話題となった。大谷翔平投手(ドジャース)の指令で、北山亘基投手(日本ハム)が考案。ただチームへの浸透はこれからという状態だ。キム・ドヨンも「何か変わってましたよね」と言うように、日本の新たなパフォーマンスは、テレビ観戦した韓国の選手にも知れ渡っている。
今回、韓国が始めたパフォーマンスは、ノ・シファン内野手(ハンファ)が考えてきた。発表された場面をキム・ドヨンは「3つくらい案があったんですけど、その中で何となく決まった感じで……。でもやってみたら本当に良かった。最近はメジャーリーグでも派手にやっているので、僕たちも大きく表現するのはいいことだと思います」と振り返る。
前回大会で優勝した日本にはラーズ・ヌートバー外野手が始めた「ペッパーミル・ポーズ」があった。キム・ドヨンは「チームのセレモニーはあったほうがいいと思います。チームが一つになる上ですごくいい効果を与えると思うので……」。日韓どちらのポーズが多く繰り出されることになるのか。
(THE ANSWER編集部・羽鳥 慶太 / Keita Hatori)
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