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大迫傑に勝った“謎の中国人”に主催者驚き 川内優輝も「情報持ってない」 ゴール後は友情シーンも

1日に行われた東京マラソン(東京都庁~東京駅前・行幸通り)で、中国人ランナーが激走した。2時間5分58秒の11位で、日本記録保持者の大迫傑(リーニン)に1秒差で競り勝った。世界のマラソン事情に精通している、川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)ですら知らないランナーだった。

2時間5分58秒の11位でゴールしたフェン・ペイヨウ(左から2番目)【写真:中戸川知世】
2時間5分58秒の11位でゴールしたフェン・ペイヨウ(左から2番目)【写真:中戸川知世】

東京マラソン、フェン・ペイヨウが2時間5分58秒で11位

 1日に行われた東京マラソン(東京都庁~東京駅前・行幸通り)で、中国人ランナーが激走した。2時間5分58秒の11位で、日本記録保持者の大迫傑(リーニン)に1秒差で競り勝った。世界のマラソン事情に精通している、川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)ですら知らないランナーだった。

 東京マラソンで2時間50分のペースセッターを務めた川内は、約44分前のフィニッシュに驚きを隠せなかった。

 2時間5分58秒の11位でゴールし、2時間5分59秒の大迫に競り勝ったのは、中国のフェン・ペイヨウ。世界のマラソン事情に詳しい川内ですら、「全然、情報持ってないです」と言うほどの伏兵だった。

 ゼッケン「106」の一般参加。30キロまでは日本人トップ集団でレースを進め、30~35キロを14分52秒にペースアップ。ここで大迫や鈴木健吾よりも前に出て、ゴールまで粘り切った。

 今大会前の自己ベストは2024年バレンシアでマークした2時間7分6秒。東京で一気に1分8秒も更新する走りで完全燃焼すると、ゴール後は仰向けに倒れこみ、大迫が近寄って気遣うシーンもあった。

 レース後の会見では、フェンに対する質問も出た。大嶋康弘レースディレクターは、「様々な代理人とのやり取りの中で、東京の出走を希望されていた。招待選手ではない。事前に我々も情報が凄くあったわけではない」とし、「関係者からは『自己記録で非常に良かった』とコメントはいただいている」と話した。

 今秋には愛知・名古屋でアジア大会が行われる。日本陸連の高岡寿成シニアディレクターも、フェンへの警戒感を高める。「大迫君の前を走ったのが中国記録を作った選手ですし、アジア大会も世界大会と同じように準備をしていくのは変わらない」。今後、日本勢の強力なライバルになりそうだ。

(THE ANSWER編集部)

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