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一般非公開の京セラで…響いた大谷の声「あ゛あ゛あ゛ーー!」 50分間、勝負師から一変した素顔

野球日本代表「侍ジャパン」は1日、京セラドームで希望者のみの練習を行った。5日に開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向け、2日にオリックス、3日に阪神と強化試合を戦う。大谷翔平(ドジャース)は打撃練習の際に中堅につき、軽快な守備を披露。笑顔で白球を追い、捕球できずに「あ゛あ゛あ゛ーー!」と悔しがる姿は、野球を心から楽しむ少年のようだった。

京セラドームで練習を行った大谷翔平【写真:小林靖】
京セラドームで練習を行った大谷翔平【写真:小林靖】

ワールド・ベースボール・クラシックは5日に開幕

 野球日本代表「侍ジャパン」は1日、京セラドームで希望者のみの練習を行った。5日に開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向け、2日にオリックス、3日に阪神と強化試合を戦う。大谷翔平(ドジャース)は打撃練習の際に中堅につき、軽快な守備を披露。笑顔で白球を追い、捕球できずに「あ゛あ゛あ゛ーー!」と悔しがる姿は、野球を心から楽しむ少年のようだった。

 帽子を後ろ前に被り、グラブを持って外野へ向かった大谷。1994年生まれの同級生・鈴木誠也(カブス)と中堅で並び、フリー打撃で飛んでくる打球を交互に追いかけた。軽快な足さばきで痛烈なゴロを処理すれば、右中間まで長い距離を走ってフライを捕球。フェンス際へのライナーを背走して華麗にキャッチするなど、約50分間で28度の守備機会を難なくこなした。

 終始リラックスした表情で鈴木と親しげに会話。吉田正尚のライナーが頭上を越えた時には、鈴木から「おおーい!」と“野次”が飛び、大谷も大声で笑った。フェンスに直撃する打球を背走しながら「ムリーー!」と絶叫したり、好捕を見せた鈴木に拍手を送ったり……。フェンス際の大飛球を惜しくも捕り損ね、「あ゛あ゛あ゛ーー!」と悔しがってフェンスに張り付くお茶目な仕草も見せた。

 2月26日に名古屋でチームに合流。ここまでの3日間、グラウンド上では変化球も交えたキャッチボールや遠投などで入念に調整していた。27、28日の中日との壮行試合には出場しなかったが、試合前には2日連続でフリー打撃を披露。WBC本番やドジャースでのレギュラーシーズンに向け、淡々と汗を流してきた。しかし、この日は練習というよりも、体を動かすことを楽しんでいる印象だった。

 一般非公開の練習日に目立ったのは、試合中に見せる勝負師の顔から一変した屈託のない笑顔。楽しそうに白球を追う姿は、10年7億ドル(約1014億円=契約当時)の超大型契約を結ぶメジャーリーガーから、野球少年の素顔に戻っていた。

(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)

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