日本人初の1巡目指名、現地記者は「すぐに活躍の場与えられる」で一致

　米プロバスケットボール（NBA）のドラフト会議は20日（日本時間21日）、八村塁（ゴンザガ大）が日本人初となる1巡目でウィザーズから全体9位指名を受けた。歴史的快挙が生まれた会場で取材に訪れていた本場の米記者はどう見たのか、話を聞いた。

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　AP通信のリポーター、エイブリー・ヤン氏は「9位指名は驚いた。多くのメディアがティンバーウルブスを予想していたからね」と感想を述べ、「ウィザーズはここしばらく苦戦を強いられているから、彼は確実に多くプレーする時間をもらえると思う。初年度は、十分なプレー時間をもらえればルーキーのトップ10にはなれると思う」と活躍に太鼓判を押した。

　放送局「SNTV-APテレビ」のリポーター、トニー・パイル氏も「9位の指名は驚きだった。4、5位もっと後ろだろうと思っていた」と話し、予想を上回る指名順位だった様子。それでも「今のウィザーズの選手層を考えると、すぐにスターターとして使われると思う」と出場機会が与えられることを予想した。

　ニューヨーク・ポスト紙のリポーター、ザック・ブラジラー氏も同様の見解。「中心選手のウォールがいないし、ブラッドリー・ビールもトレードされる噂がある」とした上で「彼はすぐに活躍の場が与えられると思う」と話した。