日本のファンも熱狂 ドルトムントが誇る「トルコのメッシ」が見せた“超絶ドリブル”
「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017」が15日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントが浦和レッズに3-2で勝利。3発の逆転劇で眩い輝きを放ったのは、全ゴールに絡んだドルトムントのトルコ代表FWエムレ・モルだった。Jリーグ公式Youtubeチャンネルも動画付きで紹介している。
途中出場の19歳・モルが浦和守備陣を切り裂き、逆転勝利に貢献
「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017」が15日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントが浦和レッズに3-2で勝利。3発の逆転劇でまばゆい輝きを放ったのは、全ゴールに絡んだドルトムントのトルコ代表FWエムレ・モルだった。Jリーグ公式Youtubeチャンネルも動画付きで紹介している。
19歳の新鋭が高速ドリブルで浦和守備陣を切り裂き、スタジアムを興奮の渦へといざなった。
1点ビハインドで迎えた後半31分。後半から出場したモルはゴール前でボールを受けると、浦和DF槙野智章をドリブルで置き去りにしてペナルティーエリア内にカットイン。GK西川周作との1対1では左足アウトサイドで「ここしかない」というコースに流し込んだ。
次なるゴールが生まれたのは、3分後だ。センターサークル付近でボールを持ったモルが巧みな切り返しで槙野をかわし、ドリブルで約30メートルを突破。左サイドに展開すると、DFマルセル・シュメルツァーの折り返しを左足で決めて勝ち越し弾。わずか4分間で2ゴールを叩き込み、ドルトムントが2-1と逆転に成功した。
そして、フィナーレは試合終了間際の後半43分だった。浦和に追いつかれた直後、モルが左足で柔らかい浮き球を送ると、浦和DF遠藤航が頭でクリアしたボールがディフェンスラインの裏にこぼれ、FWアンドレ・シュールレが一瞬の隙を見逃さずに冷静に決勝弾を突き刺した。