バスケ界のニューウェーブとなるか 日本の馬場雄大に世界も注目「才能の原石」
2019年にワールドカップを控えるバスケットボールは、11月にアジア1次予選がスタートする。男子はその出場16枠を懸け、8月8日からレバノンで「FIBAアジアカップ2017」を戦うが、国際バスケットボール連盟(FIBA)は大会開幕に先駆け、「我々が見たいスターたちのニューウェーブを見逃すな!」と特集。注目選手8人の中に、日本の馬場雄大が堂々のノミネートを果たしている。
8月に開幕するアジア杯2017、FIBA選出注目選手8人に日本の逸材もノミネート
2019年にワールドカップを控えるバスケットボールは、11月にアジア1次予選がスタートする。男子はその出場16枠を懸け、8月8日からレバノンで「FIBAアジアカップ2017」を戦うが、国際バスケットボール連盟(FIBA)は大会開幕に先駆け、「我々が見たいスターたちのニューウェーブを見逃すな!」と特集。注目選手8人の中に、日本の馬場雄大が堂々のノミネートを果たしている。
アジアカップ2017は日本を含めて16チームが出場し、4チームずつ4グループに分かれてグループリーグを実施。上位14チームとFIBA推薦の2チームが11月のワールドカップ・アジア予選への切符を獲得する。
世界大会への第一歩となる重要な大会となるだけに、FIBAも公式サイトで「我々がアジアカップで見たいスターたちのニューウェーブがやってくる!」と見出しを立て、注目選手をピックアップ。先の東アジア選手権を制した台湾のエース候補とされる周儀翔、イラクが誇る万能ビッグマンのモハメド・アル・カフジ、オーストラリアのゲームメーカー、ミッチ・ノートンらが名を連ねるなか、日本の馬場(筑波大4年)も紹介されている。
21歳の馬場は、東アジア選手権で唯一の学生プレーヤーとして日本代表入り。先発出場こそなかったが、4試合で平均7.8得点、3.8リバウンド、2.5アシストをマークし、マカオ戦では身長195センチの体から豪快なダンクも披露した。
記事では、そんな新星について「ユウダイ・ババは現時点で最も将来性のある、日本が生んだ才能の原石だ」と言及。「この21歳は近い将来、ルイ・ハチムラともう一人の強靭な日本のタレント、ユウタ・ワタナベとともに破壊力抜群のトリオを形成することになるはずだ」と記し、7月のU-19ワールドカップで大活躍を見せた八村塁(ゴンザガ大)、米NCAA1部でプレーする渡邊雄太とともに、日本を背負う逸材だと展望している。
馬場はアジアカップ2017に向けた日本代表候補選手24人に選出。男子日本代表は7月29、30日にウルグアイ代表と国際強化試合を行い、その後スペイン遠征を経て、決戦の地レバノンに入る予定となっている。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer