フェデラー、35歳でなお貫く「王者の矜持」 「キャリア終盤でも常に強くありたい」
衰えぬ闘志「私は上手くプレーできていることが、ただ嬉しいんだ」
記事では、こう語ったというフェデラー。その反省もあってか、今季は全仏オープンを含むクレーコートシーズンを全休する決断を下した。
結果的にコンディションの良化を促し、ウィンブルドンの快進撃に繋がっている。
「私は上手くプレーできていることが、ただ嬉しいんだ。自分自身に驚いているか、って? 多分、少しはね。でも、キャリア終盤でも常に強くありたいと思っている」
ベテランと呼ばれる年齢になっても、さらに成長していることを強調し、衰えることがない闘志を明かした。
フェデラーが決勝進出を果たせば、1974年にケン・ローズウォールの39歳に続く、史上2位の年長記録となる。生きるレジェンドは、準決勝トマーシュ・ベルディハ(チェコ)戦で躍動するか。新たな偉業をかけ、コートに立つ。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer