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“雪の二刀流”が起こした史上初の奇跡 スキー金、スノボ金「これは何かの間違い」本人も衝撃【2018平昌五輪】

ミラノ・コルティナ五輪は連日熱戦が繰り広げられている。冬季は1924年に第1回大会が開催され、今回で25回目。4年に一度の夢舞台で過去に起きた様々な出来事を振り返る。

ミラノ・コルティナ五輪でスノーボード女子パラレル大回転に出場したエステル・レデツカ【写真:ロイター】
ミラノ・コルティナ五輪でスノーボード女子パラレル大回転に出場したエステル・レデツカ【写真:ロイター】

2018年平昌五輪、チェコのエステル・レデツカが驚きの成績

 ミラノ・コルティナ五輪は連日熱戦が繰り広げられている。冬季は1924年に第1回大会が開催され、今回で25回目。4年に一度の夢舞台で過去に起きた様々な出来事を振り返る。

 チェコのエステル・レデツカは2018年の平昌五輪で、五輪史上初となる金字塔を打ち立てた。アルペンスキーとスノーボードという異なる2競技に出場し、両方で金メダルを獲得。異なる用具を操るまさに“二刀流”といえる活躍で、世界を驚かせた。

 スキーとスノーボードの双方にエントリーする選手自体が初めてのことだった。2017-18シーズン、レデツカはスノーボードのワールドカップ(W杯)でパラレル大回転に6戦出場し5勝。圧倒的な金メダル候補だった。ただアルペンスキーでは、W杯の表彰台経験もない伏兵扱いだった。

 最初の奇跡は、2月17日のアルペンスキー・女子スーパー大回転で起きた。26番スタートから1分21秒11をマークし、ソチ五輪金メダリストのアンナ・ファイト(オーストリア)をわずか0秒01差で逆転。自身の順位を信じられず、呆然と掲示板を見つめて「これは何かの間違いだわ」とつぶやく姿は、大会を象徴する場面となった。

 そして1週間後の2月24日、金メダルの本命と目されたスノーボード女子パラレル大回転に出場した。異競技のメダリストとしてかつてない注目を浴びながら、圧倒的な滑りでトーナメントを勝ち進み、決勝でもセリナ・イェルク(ドイツ)を破って2個目の金メダルを手にした。二刀流で手にした、他の誰にもできない快記録だった。

 30歳で迎えるミラノ・コルティナ五輪でも、レデツカは両競技で出場権を確保。ただ今大会でぶち当たったのが日程の壁だ。2月8日に予定されているアルペンスキー女子滑降と、スノーボード女子パラレル大回転の競技日程が重複。会場間は即時の移動が困難な距離で、レデツカとチェコ代表チームはスノーボードを優先するという苦渋の決断を下し、結果は5位だった。一方で2月12日のアルペンスキー女子スーパー大回転には出場の意向を崩していない。



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