米五輪ドリーム軍が酩酊大暴れ 損害12.7万円、長野宿舎で消火器噴射…主将は後日“迷惑料”送金【1998長野五輪】
ミラノ・コルティナ五輪が開幕。冬季は1924年に第1回大会が開催され、今回で25回目。4年に一度の夢舞台で過去に起きた様々な出来事を振り返る。今大会には、2014年のソチ大会以来12年ぶりに、アイスホッケーの世界最高峰「NHL」の選手たちが参加。華麗なプレーが期待される一方、過去にはフラストレーションをためた一流選手たちが、宿舎を破壊するという蛮行に至ったことも。事件は1998年の長野で起こった。

アイスホッケーのドリームチーム、初参加の長野で大事件
ミラノ・コルティナ五輪が開幕。冬季は1924年に第1回大会が開催され、今回で25回目。4年に一度の夢舞台で過去に起きた様々な出来事を振り返る。今大会には、2014年のソチ大会以来12年ぶりに、アイスホッケーの世界最高峰「NHL」の選手たちが参加。華麗なプレーが期待される一方、過去にはフラストレーションをためた一流選手たちが、宿舎を破壊するという蛮行に至ったことも。事件は1998年の長野で起こった。
五輪へのプロ選手参加は1980年代から徐々に始まったが、NHLが重い腰を上げたのが1998年の長野大会だった。米国、カナダ、フィンランド、スウェーデン、ロシア、チェコの6か国が「ドリームチーム」と呼ばれ、代表選手の多くをNHL選手が占めた。優勝はチェコ、銀メダルはロシアだった。
米国は優勝候補の一つと見られていたが、2月18日の準々決勝でチェコに1-4で敗れた。第1ピリオドに1点を先制しながら、第2ピリオドに悪夢の3連続失点で流れを手放した。事件が起こったのはその翌日だ。当時の米国オリンピック委員会の発表によると、2月19日の午前4時ごろ、数人の選手が酒に酔って宿舎内のいすを破壊したり、消火器を廊下で発射したりした。役員が確認し、20日になって発表。与えた損害は12万7000円相当とされた。
「ドリームチーム」と呼ばれた6か国のうち、最初に敗退が決まった選手たちがフラストレーションを溜めた結果の行為だと報じられた。チェコに敗れた後、FWマイク・モダノは「手ぶらで帰るわけだからね。僕らにとっては無駄足だった」と失望感あふれる言葉を残していた。
のちに主将のDFクリス・チェリオスは3000ドル相当(約39万円=当時)の小切手を修復費用や迷惑料として送金したという。チェリオスは4年後のソルトレーク五輪で再び代表入り。その際地元紙「ソルトレーク・トリビューン」に「長野での出来事はみんなにとって不幸だったが、2度と起こらないと保証します」とコメントしている。
(THE ANSWER編集部)
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