フェデラー、感動を呼んだナダル戦の“難敵”を告白「砂場で遊んでいるみたいだ」
テニスの4大大会・全仏オープンは7日、男子シングルス準決勝で世界ランク3位ロジャー・フェデラー(スイス)は同2位ラファエル・ナダル(スペイン)に3-6、4-6、2-6で敗戦。黄金対決を演じた37歳はコートからの去り際、会場のファンが総立ちとなって「ロジャーコール」、勝ったナダルも直立して拍手で見送る印象的なシーンをATPが動画付きで公開し、大きな反響を呼んだが、フェデラーは試合中に見舞われた“難敵”の存在について明かしている。
王者を苦しめた“風”の存在「何が起きてもおかしくないほどだった」
テニスの4大大会・全仏オープンは7日、男子シングルス準決勝で世界ランク3位ロジャー・フェデラー(スイス)は同2位ラファエル・ナダル(スペイン)に3-6、4-6、2-6で敗戦。黄金対決を演じた37歳はコートからの去り際、会場のファンが総立ちとなって「ロジャーコール」、勝ったナダルも直立して拍手で見送る印象的なシーンをATPが動画付きで公開し、大きな反響を呼んだが、フェデラーは試合中に見舞われた“難敵”の存在について明かしている。
観る者の心を奪うシーンだった。4年ぶりに参戦した全仏オープン。フェデラーは盟友ナダルに敗れ、身支度を整えて先にコートを出ようとした。すると、会場が「ロジャー!」「ロジャー!」と絶叫。また来年もローランギャロスで観たいという思いを表現するように、名前を呼び続けた。
場内アナウンスでフェデラーが改めて紹介され、割れんばかりの拍手が降り注ぐ。これに勝ったナダルも反応。身支度していた手を止め、直立して盟友に拍手を送る。そんな中、フェデラーは何度も手を挙げ、ファンを見渡しながら会場を後にする。なんとも感動的なシーンとなっていた。
ATP公式インスタグラムは「全仏でフェデラーに別れを告げる」とつづり、実際のシーンを動画付きで公開。目の当たりにした海外ファンも感動を抑え切れずに「これが最後の全仏にならないことを祈るよ」「大好きだよ、ロジャー。涙を誘う映像だ」とコメントを寄せていたが、そんな試合についてフェデラー自身は試合中に意外な“難敵”がいたことを明かしている。