五郎丸歩、アディダスイベントで環境問題に思い明かす「ポジティブなアクションを」
ラグビー・トップリーグ、ヤマハ発動機の元日本代表FB五郎丸歩が5日、都内で行われたアディダス・ジャパンの「サステナビリティ事業発表会」にゲストとして登場。環境問題の改善、ラグビーの普及などについて考えを明かした。
「サステナビリティ事業発表会」トークイベントのゲストとして登場
ラグビー・トップリーグ、ヤマハ発動機の元日本代表FB五郎丸歩が5日、都内で行われたアディダス・ジャパンの「サステナビリティ事業発表会」にゲストとして登場。環境問題の改善、ラグビーの普及などについて考えを明かした。
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同社はサステナビリティ戦略において、特にプラスチックに関して長年取り組んでおり、16年から紙製ショッピングバッグに移行、17年から本社内のペットボトル使用禁止などの活動を展開。今後に向けては、24年までに製品の未使用ポリエステルの使用廃止を目指している。またこの日から新たな取り組み「TAKE BACK PROGRAM(テイクバック・プログラム)」を開始。全国直営店14店舗に専用ボックスを設置し、ブランドを問わず使用済みの衣類、シューズ、バッグなどを回収し、リユースするという試みだ。
プラスチックなどの環境問題に関心を持っているという五郎丸。元マラソン選手の市橋有里さんとともにトークイベントに出席した。自宅は海沿いにあり、釣り、マリンスポーツが趣味とあって「朝にゴミを拾っている方を多く見かける。その人が捨てたわけじゃないのに。そういう行動を見て(ポイ捨てなど)ネガティブなアクションをしている人がポジティブなアクションをできるようになっていってほしい」と環境について思いを明かした。
また、本業のラグビーの普及、発展についても言及。子どもたちを集めてラグビーと柔道を2つ体験させる1泊2日のキャンプを実施するという独自のスポーツ教室を展開している五郎丸は「今年はラグビーW杯、来年は東京五輪があり、スポーツの環境が少しずつ変わってくる。自分が育てられたラグビーを教えたいけど、それだけでは大きく変わらない。これだけビッグイベントが来るので、ラグビーではなくスポーツ全体として捉えて、子どもが自分に何が向いているかという選択肢を作っていくべき」と語った。
(THE ANSWER編集部)