セリーナ騒動、過去の言動に海外メディア脚光 大坂戦は「スポットライト盗んだ」
全米オープン決勝、大坂戦は「スポットライトを盗んだのだ」と指摘
2003年の全仏オープンのジャスティン・エナン(ベルギー)戦で度重なる遅延行為に加え、対戦相手と主審を睨み付ける行動から観衆から大ブーイングを受けたこと、2009年の全米オープン準決勝のキム・クライシュテルス(ベルギー)戦でフットフォルトを宣告されると激怒して審判に2度も激しく詰め寄り、この試合2度目の警告で敗退が決まったことなどが記されている。
さらに、昨年の全米オープン決勝で大坂なおみ(日清食品)と戦った試合についてもクローズアップ。劣勢の試合展開でスタンドのコーチから指導を受けたことで警告を受けると逆上し、主審に暴言を吐き、ラケット破壊などの行動に出た。表彰式でブーイングが鳴り響き、大坂が涙する異様な雰囲気となった試合後には「性差別」を主張したことも紹介されている。
当時について「彼女は自分の拙いプレーを性の問題に無理やりすり替えたことは明らかだ。彼女は選手からスポットライトを盗んだのだ」と記している。37歳にして今なお、第一線で走り続けるセリーナ。その強さの裏側で、過去の言動が今回の一件によってクローズアップされてしまった。
(THE ANSWER編集部)