全豪OPで騒動の発端に…テニス選手はなぜラケットを壊す? 許されぬ行為、逃げられぬ孤独
テニスの全豪オープンで選手のラケット破壊を発端とする騒動が起きた。27日の女子シングルス準々決勝で敗れたココ・ガウフ(米国)がバックヤードでラケットを破壊。この場面がカメラにとらえられており、コート外まで撮影されることに関して、ガウフ本人や別の選手からも苦言を含めた意見が述べられた。その発端となったのはラケットを壊す行為だ。

バックヤードで撮影されたラケット破壊が物議
テニスの全豪オープンで選手のラケット破壊を発端とする騒動が起きた。27日の女子シングルス準々決勝で敗れたココ・ガウフ(米国)がバックヤードでラケットを破壊。この場面がカメラにとらえられており、コート外まで撮影されることに関して、ガウフ本人や別の選手からも苦言を含めた意見が述べられた。その発端となったのはラケットを壊す行為だ。
前提として、ラケット破壊は絶対に許されるものではない。プロは次世代の子供たちの模範であり、ラケットは商売道具である。選手もそれを分かっていながら、特に試合中はこうした行為は珍しくない。フラストレーションが溜まり、ラケットにその怒りをぶつけてしまう。
いったい、なぜか。あるプロテニス選手は「集団競技の場合はチームメートとコミュニケーションを取ることで、試合中のプレッシャーやストレスのコントロールができますが、テニスの場合は試合中、孤独です。ベンチには誰もいません。基本的にはスタンドにいるコーチと話す機会もありません。感情のはけ口が唯一、ラケットということになってしまうのでしょうか」と見解を述べ、個人競技特有の難しさを明かす。
テニス界のレジェンドとして崇拝されたロジャー・フェデラー(スイス)も若かりし頃はコート上で激高することもあった。ただ、選手のなかには感情を一度爆発することで集中し直し、本来のプレーを取り戻す選手がいるのも事実。それだけメンタルが影響する競技だからだ。
ただ、今回はバックヤードでラケットを壊し、それを撮影していたことで選手のプライバシー保護という観点から、さまざまな意見が上がっている。だからといってラケットを壊すことが許されるのか。ラケット破壊とプライバシー侵害の2点は分けて考えるべきだろう。
(THE ANSWER編集部)
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