五輪&パラ米代表全員に3000万円贈呈 大富豪が驚きの決断した背景「状況を変えたい」
冬季ミラノ・コルティナ五輪は、来月6日に開幕する。近代五輪において輝かしい成績を収めてきたアメリカ代表選手に対して、大富豪が驚きの決断をしたことを、現地メディアが伝えている。

ロス・スティーブンス氏が発案
冬季ミラノ・コルティナ五輪は、来月6日に開幕する。近代五輪において輝かしい成績を収めてきたアメリカ代表選手に対して、大富豪が驚きの決断をしたことを、現地メディアが伝えている。
米アリゾナ州地元ニュースサイト「AZセントラル.com」は、「来月のミラノから、すべてのオリンピアンに20万ドル支給」という見出しで記事を掲載した。記事によれば、この取り組みは、2012年に創設されたニューヨークを拠点とする多角的金融サービス企業「ストーンリッジ・ホールディングス」の創設者兼CEOであるロス・スティーブンス氏の発案によるものだ。
記事では、アメリカが五輪において最も成功を収めてきた国でありながら「一部の選手は経済的資源の面でほとんど成果を得られていない」という現状を説明。スティーブンス氏は「その状況を変えたい」と、来月のミラノ・コルティナ五輪から、全てのオリンピック選手およびパラリンピック選手に20万ドル(約3000万円)を支給する予定だと記事は伝えている。
記事では給付金の詳細について「その金額の半分は、最初のオリンピック出場から20年後、または45歳に達した時点のいずれか遅い方をもって支給される。この助成金は4年間にわたって支払われ、ビジネスの立ち上げや家族のサポートなど、自由に使うことができる。残りの10万ドル(約1500万円)は、選手の死後に家族に支給される保証給付の形で提供される」と説明した。
対象となる選手は、出場する大会ごとに20万ドルの給付金を受け取ることができ、オリンピックまたはパラリンピックに3大会出場した選手は、60万ドル(約9000万円)の給付金を受け取ることになる。
この給付の原資には、同氏が米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)に贈った総額1億ドル(約150億円)の「スティーブンス賞」と呼ばれる大規模な寄付の一部を使用。これはUSOPC史上最大額の寄付となっており、これにより、取り組みは少なくとも2032年ブリスベン五輪までは継続されるように設計されているという。
記事ではスティーブンス氏の「オリンピックとパラリンピックは、人間の卓越性を示す究極の象徴です。私は、経済的な不安が我が国のエリートアスリートたちが卓越性の新たな領域に到達するのを妨げるべきではないと考えています」という談話を紹介。「チームUSAの選手たちは、並外れた個人として、その偉業を達成し、我々の素晴らしい国を誇りをもって代表できることを証明してきました」として、自国のアスリートを称えるコメントを残している。
(THE ANSWER編集部)
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