英国勢のアベックVなるか 全英で44年ぶり男女8強 マレー「素晴らしいことだ」
マレーは持論「異なるスタイルや個性を持つ選手が出てくれば素晴らしい」
コンタは4回戦でキャロリン・ガルシア(フランス)を下し、こちらも準々決勝進出。ウィンブルドンでイギリス人プレーヤーが男女ともにベスト8に名を連ねたのは44年ぶりの快挙となった。
マレーも「素晴らしいことだと思うよ」と話した上で、テニス界への持論を展開した。
「スポーツでは様々なタイプのロールモデルが誕生すること、そして、選手たちが大きな大会で競い合うことが大事なんだ。テニスは好きでも僕のプレーに関しては見ていて楽しめない人々も多くいるだろうし、そのためにもスポーツでは様々な興味を引くための違いが生まれるべきだと考えている。だから、ジョー(コンタの愛称)やカイル・エドモンドという選手がいて、異なるプレースタイルや個性を持つ選手が出てくれば素晴らしいよ」
イギリス勢として何かと取り上げられる自分だけでなく、コンタら他の選手にも注目してほしいとの思いを告げた。
果たして、マレーとコンタは躍進を続け、ユニオンジャックが聖地ウィンブルドンを制圧するのか。2人がイギリス国民の期待を一身に受けるのは間違いない。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer