大坂なおみ、3回戦の壁を破れず 表情うつろ「ガッカリ度は10段階で100を超えてる」
テニスの4大大会・全仏オープン(テレビ東京系で地上波独占放送)は1日、女子シングルス3回戦が行われ、第1シードで世界ランク1位の大坂なおみ(日清食品)が同42位のカテリナ・シニアコバ(チェコ)に4-6、2-6のストレート負けする不覚を取った。
ダブルスの女王シニアコバを称賛「素晴らしいテニスをしていた」
テニスの4大大会・全仏オープン(テレビ東京系で地上波独占放送)は1日、女子シングルス3回戦が行われ、第1シードで世界ランク1位の大坂なおみ(日清食品)が同42位のカテリナ・シニアコバ(チェコ)に4-6、2-6のストレート負けする不覚を取った。これで自身初の全仏3回戦突破はならず。昨年の全米オープン、今年の全豪オープンに続くグランドスラム3連勝も逃した。
まさかの結果だった。第2セットの第8ゲーム。大坂は2-5で迎えた相手のサービスゲームで15-40と絶体絶命のピンチを迎えた。そして、ラリーの5本目。大坂が打ち返したボールは、シニアコバが待つベースラインをわずかに越えた。その瞬間、チェコ出身の23歳は両手を挙げてガッツポーズ。一方の大坂はガックリと肩を落とした。
1回戦と2回戦はともに第1セットを奪われながらも、世界ランク1位とグランドスラム2連勝で身につけた自信を楯に、フルセットを勝ち上がった。だが、この日は自信に疲労感が勝り、「勝利が思い描けなかった」と振り返る。全仏では自身初の3回戦突破を狙ったが、来年以降の課題として残された。
試合後の会見では、敗戦のショックからか、3戦を戦った疲労からか、うつろな表情を浮かべる場面も。今の気持ちを問われると「ガッカリ度は10段階で100を超えてるわよ」と、わずかに語気を強めた。