本塁打が遊飛に!? カメラマンも騙された“幻のV弾”に米騒然「ホームラン泥棒だ」
米大リーグで“幻の本塁打”が生まれた。左翼方向に大飛球が放ったが、球場の屋根付近のスピーカーに当たって戻り、落ちてきた白球を遊撃手がキャッチ。球場規定により、アウトとなった。実際の瞬間をMLBが動画付きで公開し、「このスタジアム嫌い」「ホームラン泥棒だ」「一体、何が起きたんだ」と話題を集めている。
特大の飛球が突然落下、その原因は…米ファン「このスタジアム嫌い」
米大リーグで“幻の本塁打”が生まれた。左翼方向に大飛球が放ったが、球場の屋根付近のスピーカーに当たって戻り、落ちてきた白球を遊撃手がキャッチ。球場規定により、アウトとなった。実際の瞬間をMLBが動画付きで公開し、「このスタジアム嫌い」「ホームラン泥棒だ」「一体、何が起きたんだ」と話題を集めている。
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なんとも珍しい打球が生まれたのは、レイズの本拠地トロピカーナ・フィールドだ。31日(日本時間1日)に行われたツインズ戦、3-3で迎えた8回だった。
2死一塁からツインズの7番サノが豪快なフルスイングで捉えた打球は左翼方向へ。打った瞬間、それとわかる打球。マウンドのカスティーヨは覚悟したように振り返った。左翼手ロウが追いかけ、ポール際で走るのをやめた。2ランか。カメラもそんな様子を捉えた次の瞬間だ。急に画面が右下に振られると、そこで遊撃手のアダメズがなぜかボールを持っているのだ。
騒然とするスタジアム。いったい、何が起きたのか。現地中継ではすぐさまスローVTRが再生され、そこに決定的瞬間が映っていた。サノが打ち上がった打球はぐんぐん上がり、屋根から吊るされたスピーカー付近を直撃。直後に方向が変わり、フェアグラウンドに向かって落ちてきた。そして集中を切らすことなく打球を追っていたアダメズがキャッチしていたのだ。